Q&A 自衛隊関係 資産運用

自衛官になった人の保険〜どの保険にどのくらい入ればいいの?〜

はい!どうもくぅじーです!

毎週金曜日にはブログを更新したいなと思っています。

今回は保険の話ですね。

これについては賛否両論ありますのであくまで私個人の経験談と目安を書いていこうと思います。

もちろん既に入ってる保険がある場合は納得して入っていると思いますので、そのまま継続されてもいいですし、これを機に見直してもいいと思います。

ただ新しく保険に入る場合はいくつかの注意点にも気をつけてください。

それでは早速いってみよう!

自衛隊の保険の種類

自衛隊には防衛共済や団体保険があります。

大まかに保険を分けると

防衛共済の生命・医療共済保険

団体生命保険

団体医療保険

団体傷害保険

があります。

あとは年金保険や火災保険、自動車保険などがあり、今の状況によってオススメが変わってきます。

では次にそれぞれの保険について説明します。

生命・医療共済

防衛共済の生命・医療共済は生命、傷害、医療の3つを兼ね備えた保険です。

図1

月々の掛け金 死亡 高度障害 入院(3日以上入院1日目から支給) 支払い対象になる手術
契約者・配偶者1口1000円

(契約者は4口、配偶者は3口まで)

1口

500万円

1口

500万円

1口

3000円

1口

3万円

こども1口250円(1人につき3口まで)

1口

70万円

1口

70万円

1口

3000円

1口

3万円

というように幅広く充実した保障になってまして、保険がいっぱいあると確認するのがめんどくさい!という方にはぴったりの保険になっています。

団体生命保険

団体生命保険とは何かというと、もしもの場合の時にご両親やご家族に対してお金の保証をする保険です。

シンプルに死亡や高度障害になった時に適応する保険で1口100円から加入することができます。

図2

加入口数限度 月額保険料 死亡・高度障害保険金額 災害保険金・障害給付金
本人(組合員) 6~50口

(6~40口を基本型、41~50口を増額型という)

1口100円 基本型(6~40口まで)は1口62万円

増額型(41~50口)は1口73万円

基本型のみで1口25万円

最高40口で1000万円

配偶者 8~14口(ただし組合員以上は超えれない) 1口100円 1口62万 1口25万円
こども 一律3口 300円 3口で369万円 3口で75万円

という内容になっています。

もしも加入される場合の目安としては
独身の場合は2000万弱

家族の場合は2000万〜3000万程度

だと私は思います。

独身の場合、ご両親に育ててくれた総金額が大体2000万弱(私立大学まで行って最大)という計算にしています。

家族持ちの場合は家庭を維持しながら子供を大学まで通わすことも考えると2000〜3000万円という計算になります。

なのでそれ以上保険を掛けるのは払い過ぎているかもしれません。

貴方にあったライフプランで口数を増減してください。

ちなみに還付金が毎年あります。

団体医療保険

これは病気による入院、通院、手術および所定の3大疾病や死亡を保障する保険になっています。

年齢によって病気のリスクが上がるため保険料は年齢によって細かく設定されております。(年々上がっていく更新型)

私個人としては、あまり必要がないと思う保険です。

なぜなら自衛官は医務室や自衛隊病院で通院すると医療費が無料ですので独身の方は保険を使う機会があまりないですし、日本には高額医療制度があるからです。

これを単体でつけるなら先程の生命・医療共済をつけた方がいいと思います。

団体傷害保険

怪我による入院、通院、死亡時に適応する保険ですね。

自衛隊は災害派遣や演習、各種武道の強化訓練など民間の事務職の人に比べると少し怪我をする可能性が高いと思います。(それでも少し高い程度です。)

なので傷害保険はオススメとなっています。

ただこれも満額加入する必要は全くなく、必要最低限ぐらいでいいと思います。

そしてこの保険にはもう1つオススメの理由があります。

それは総合賠償型(特約)オプションです。

傷害保険に入り、プラスで月々90円を払うことで特約オプションに入ることができます。

これは偶然の事故で他人やその財物に損害を与えてしまったときに補償してくれる特約(最大2億円まで補償)になっています。

本人はもちろん家族にも適応されるので、子供がうっかり他人の車を傷つけたり、友達のゲーム機を壊してしまったりしたときに代わりに補償してくれるオススメの特約になっていますのでぜひセットで付けてください。

保険料に関してはA型(家族型)とB型(個人補償型)がありA型は1口1450円、B型は1口670円となっています。

両方とも7口が上限です。

では次の章でどの保険をどのぐらいつければいいの?ということを説明します。

保険料の目安

私個人の考えでは

独身者の保険料は月々合計5000円

家族の保険料は月々合計1万円程度

だと思っています。

ではどの種類の保険に入ればいいの?

という人にはその人に合った保険を紹介します。

保険のオススメ組み合わせ

〜独身の方〜

①保険を考えるのがめんどくさい人セット

防衛共済の生命・医療共済を3~4口

傷害保険の個人型(総合賠償型オプション付き)を1~2口

ぐらいで月々約5000円となっています。

②自分でカスタマイズする人セット

団体生命保険を約30口

団体傷害保険の個人型(総合賠償型オプション付き)を1~2口

でいいと思います。

団体医療に関しては安心を欲しければどうぞというぐらいですね。

次は家族の方です。

〜家族編〜

①保険を考えるのがめんどくさい人セット

→防衛共済の生命・医療共済を本人は4口、配偶者は2口、こどもの数×3口

傷害保険の家族型(総合賠償型オプション付き)を2口

になり月々約1万円となっています。

②自分でカスタマイズする人セット

団体生命保険を本人に約48口、配偶者に10口、子供の数×3口

団体傷害保険の家族型(総合賠償型オプション付き)を2口

約9000円になります。

これに不安なら団体医療保険のB型かC型を1~2口加入すればいいかと思います。

参考にしてください。

次は状況によってオススメの保険です。

場合によってオススメする保険

火災保険

火災保険はアパート借りる時や家を建てた時に入る保険です。

災害などで家財が損傷した時にそれをお金で保証してくれます。

自衛隊の火災保険も民間よりかなり安いのでぜひ入ってください。

アパートを借りる際に特定の保険に入らないといけない規約になってるところもありますが、一旦その保険に入り、家を借りたらすぐに解約して自衛隊の保険に入り直すと差額分がキャッシュバックされますし、規約違反にもなりませんのでオススメです。

自動車保険

これも民間の保険と同じ内容なのに安いのでオススメです。

これについてはまた別の記事で詳しく書きます。

それでは最後に注意点を書いています。

注意点

1、言われるがままに入らない

誰に何を言われようと何も考えずに入らない方がいいです。

上官や保険の人が満額入ったほうがいいぞと言われて、自分が納得して入るなら構いませんが言われるがままに入るのは避けた方がいいです。

大半の人は無駄になりますのでしっかりと断りましょう。

2、保険のお姉さんの保険は入らない

ぶっちゃけ高い、防衛共済と同じような保障にすると1万余裕で超えます。

基地や駐屯地に我がもの顔で出入りしていますがしっかりと断りましょう。

3、年末調整は漏れのないように!

年末調整では、その年に支払った保険料の全部または一部を控除するのとができす。

なのでしっかりと把握して年末調整で漏れなく申告してください。

4、定期的に見直しましょう

保険は1度入ると給料から天引きされるので気にならなくなります。

しかし、定期的に見直すことでどれが不要でどれが必要か分かってくるはずです。

なので結婚をした時、子供が生まれた時、転属の時、昇任した時など機会によって1度振り返ってシミュレーションしてみましょう!

月々が安くなるとその分負担も減り、家計にも余裕が出てきます。

この固定費用を見直すことも資産運用に繋がってきますのでぜひこれを機会に見直してください。

結論

保険は大体の人がよく理解せずに保険屋さんや上官に勧められて買っていると思います。

安心をお金で買うというのも分かりますが、保険のことについて理解してくると必要か不必要か分かってきます。

なのでこれから保険についても書いていこうと思うので一緒に勉強していきましょう!

それでは今日はここまで

っけー!!

別れっ!!

※保険と投資は自己責任でお願いいたします。

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