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とうとう来たか…来てしまったか…
永遠の命題…
一般曹候補生と自衛官候補生のどちらがいいのか?
というテーマを…
仕方ない…
聞かれるからには語るしかないだろう…
心して聞くがいい
今から語るのはお金の話
やり甲斐とか仕事の幅が広がるとかそういった抽象的な話は一切なしにして
どちらが得するのか!?
どちらがお金がもらえるのか!
これを語るはくぅじーの話の始まり始まり…
目次
〜結論〜
本当にその人によります!!
元も子もない話ですが、本当に結果論になっちゃうんですよね…
- 定年までいた場合は一般曹候補生
- 目的を持って途中で辞める場合は自衛官候補生
- 途中で退職した場合と自衛隊を続けた場合、40〜50歳代の年収がどちらの方が上かは本人次第
- 一般曹候補生でも途中で退職したら救済措置はある。
- 自衛官候補生も昇任することができる。
これは突き詰めれば突き詰めるほど仮定の話になるので本当に正解がありません。
なので色々なメリットデメリットを今からお話していきますが、
最終的には本人が決めていただくことになります!
〜もしも定年までいたら〜
定年までいれば間違いなく一般曹候補生の方が生涯年収は高くなります。
それもおそらく何百万の生涯年収の差が出てきます。
なぜなら一般曹候補生は昇任や特例昇給枠、期末勤勉手当の枠が全然違います。
なので同じスペックでも自衛官候補生と一般曹候補生じゃ階級や号俸に差が出てきます。
〜特別昇給とは?〜
定期昇給は毎年1月に給料の号俸が4号俸ずつ上がります。
しかし6号俸以上上がることがあり、これを特別昇給といいます。
若いうちからでも2号俸違えば2〜3000円ほどの違いがあり、その枠は一般曹候補生の方が多く回ってきます。
〜昇任枠の違い〜
昇任枠も違うので一般曹候補生の方がかなり昇任しやすいです。
ぶっちゃけ大きな怪我や服務事故がなければ大体いつかは3曹になれると思います。
〜期末、勤勉手当の枠〜
6月と12月に民間で言う所謂「ボーナス」が至急されるのですが、一般曹候補生と自衛官候補生では、これも枠が違います。
普段はBという判定なのですが、一般曹候補生の方が枠の関係上、A以上を貰いやすくなります。
〜もしも途中で退職した場合〜
自衛隊も人によって、あるいは人間関係や仕事環境によって合う合わないが当然あります。
特に人間関係は民間企業だろうがマンションだろうが一戸建てだろうが必ずついて回ります。
一般曹候補生で入ったものの途中で辞めてしまった場合はどうでしょう?
〜就職援護は受けれるの?〜
自衛官候補生と一緒で、就職援護を受けれる可能性があります。
ただ繁忙期の時期だったり退職期間があまりにも短かったりすると受けれない可能性もありますので、
1度退職をする前に上司を通じて就職援護の担当に相談した方がいいです。
〜退職金は?〜
途中で辞めた場合の退職金に関しては自衛官候補生の任期満了金より少ないです。
おそらく一般曹候補生が10年ぐらい勤めてから退職しても30万ぐらいだと思います。
一方、自衛官候補生は4〜5年で合計200万から250万程の特例退職金がもらえます。
なぜなら自侯生の任期満了金は定年まで勤めた場合の退職金の先払いのためなのであの金額が貰えるのです。
その代わり自衛官候補生は定年まで勤めるとその分の退職金が減ります。
まあしかし若いうちのお金の方が重要ですから今欲しいですね笑
〜自衛官候補生の満期で辞めた場合〜
途中で合わないと思っても任期満了で綺麗に退職できるのは自衛官候補生の魅力ですよね。
ただし、次の転職先をしっかりと計画しておかないと自衛隊よりも条件の悪い職場に就く可能性もあります。
そのため出戻りする人が一定数はいます。
〜若いうちはいいかもしれないが〜
若いうちは自由があって、縛るものはないですが、年収の方はどうでしょう?
自衛官は大体定年まで行くと650万後半から750万ほどの年収になります。
民間企業でもそれぐらい貰うには今までよりも頑張って就活をして将来を見据えなければなりません。
色々な資格を取ったり、コネを作ったりして就職先を見つけておかないと本当に悲惨な事になりかねません。
なので自衛隊に入ってからでも勉強を続けてもらいたいですね。
〜自衛官候補生も昇任できる!〜
もちろん自衛官候補生も一般曹候補生と比べると枠は狭まりますが、筆記試験をパスして安定した成績を修めれば昇任することができます。
しかし、一般曹候補生は選抜試験(遅かれ早かれ)に対して、自衛官候補生は昇任試験ですので筆記試験が通らなければ土台にも乗れません。
なのでしっかり一般教養や自衛隊の規則を勉強しましょう。
そこで自衛隊が自分に合ったとしても試験を合格しなければ昇任できないので注意が必要です。
そういった面でも勉強に不安がある人は積極的に一般曹候補生の試験を受けるのもいいかもしれません。
〜共通して言えることは?〜
共通して言えることは
入隊したら最初の教育期間は死ぬ気で全力で頑張ること!!
これは一般曹候補生や自衛官候補生で入隊したとしても言えることです。
この教育期間で上位の成績を修めた場合、後々の昇任や賞与(ボーナス)にも影響してきます。
そして、職種や任地にも希望が通りやすくなります。職種や任地が希望通りになると将来の計画が立てれると思います。
この教育期間は自分の将来の基盤を作り上げるためにとても重要な要因になることでしょう。
ぜひ頑張ってください!
〜総論〜
自衛官候補生も一般曹候補生も一長一短あります。
なので両方のメリットデメリットをよく考えて、周りの意見に流されず自分で決めましょう。
自衛官候補生のメリットはこちらの記事を参照ください。
それでは今日はここまで
っけーー!!別れっ!!