










はい!みなさんお疲れ様です!
今日は自衛官候補生や一般曹候補生の方によく聞かれる
「職種と任地のどちらを優先すればいいの!?」
ということについてお話ししようと思います。
空自の方は特に、方面という枠がないため適当にすると、「日本列島ダーツ○旅」になるので特に真剣に考えてくださいね!
陸海空共通で教育期間の途中にその意向調査が来ます。
そこで何も考えずに書いてしまうと後々に大変なことになりますよ!
なのでみんなも一緒にメリットデメリットを知っていきましょう!
目次
〜意向調査って?〜
職種は何でもいいからその部隊に行きたい!
部隊はどこでもいいからその職種に就きたい!
の2択を選んでもらう意向調査です。
ある意味、究極の選択ですね…笑
しかし職種や任地については、希望をちゃんと取りますのでそこまで悲観することはないのかなと思います。(任地は空自以外)
なのでこの記事を参考にして損はないはずです!
〜結論〜
先に結論から言います!
本人のライフプラン次第ですが少しでも迷っているなら職種を優先してください!
では、それぞれを優先させたメリットデメリットについてお話します。
職種を選んだ場合
〜メリット〜
1、ライフプランを立てやすい
自分が選んだ職種だと将来のために自分のライフプランが立てやすい!
例えば自衛官候補生の場合は、この職種に就けば、この資格を取れる可能性があるから、転職では資格を使って行きたい業種を狙える…
というプランが立て易くなります。
一般曹候補生も少し早いですが、定年後の就職を見据えて、行きたい業種の準備ができます。
2、興味があるので覚えやすい
やはり自分の興味のある仕事だと覚えるのが早い!
苦手意識がなく学べるので、覚えが早くなり先輩も教えやすいのでドンドン教える事ができます。
そして、仕事を任されるとさらにその職種の理解が深まります。
職種の理解が深まると上司はさらに視野を広げさせたいので資格の枠が貴方に回って来やすくなります。
そうすると任期満了や定年退職する頃には、自分が思ってたよりも多く資格を持って転職できる可能性があります。
3、ストレスを溜めにくくなる
社会人になると休日よりも仕事の方が毎日を占める時間は多いので、そこで如何にストレスを溜めないようにするのかが大事になってきます。
確かに人間関係の事もありますが、そこでさらに嫌な仕事だとかなりキツいと思います。
これからの自衛隊生活の中で、不安要素は1つでも減らした方が良いと思います。
もちろん長く続ける場合は、尚更ストレスは溜めないようにしましょう!
4、住めば都
大半の部隊は思っているよりも住めば都です。
田舎と言っても車を所有すればどこでもいけるし、今は交通の発達で大型連休を利用すれば、どこからでも実家に帰ることができます。
自然があるのでアウトドアもできますし、ネット環境の発達でインドアの趣味も快適になりつつあります。
なのでそこまで不便なところはあまりないと思います。
〜デメリット〜
1、出身地以外の人にはオススメしない部隊
やはり言っておかなければならないのが、陸海空の部隊にはそれぞれ、町外れの田舎に存在する部隊があるということですね。
空自には僻地(へきち)という端っこや島にある分屯地、もしくは百里基地という駅からかなり遠い部隊などあります。
海自はみんな大好き大湊とかですね!笑
陸自は北海道の端とかですか?
上記のような部隊は出身地以外の方にはあまりオススメしません。
本当に基地の周りに田んぼしかない自然が豊かなところとか、そもそも島に基地しかないところとか…
そこで楽しみや娯楽を見つけてもらうしかないですね笑
しかし、今はネット環境の発達でインドアも対応できるようになりました。
アウトドアに関しては自然がいっぱいなので特に困ることはありません。
自分に合った趣味を見つけてください。
もう一つ注意点として、孤島だと通販が特別料金になったり荷物が届くのに時間が掛かったりします。
ただ利点として僻地になると特例地手当が付きますので結構な金額がもらえます。
そういうのもあって大半の部隊は住めば都ですね。
2、地元に帰りにくい
若い方は地元に近いところで働きたいと思いますよね。
地元から離れたところにいると、地元の友人の結婚式、急な同窓会などのイベントがあった場合、大きな休みを調整しなければなりません。
演習や大会などの繁盛期など、場合によっては難しくなります。(冠婚葬祭の場合の調整は融通が効きます。)
遠い場合は飛行機や新幹線を使っての帰省になりますので、帰るのにもお金や時間がかかります。
3、方言やノリの違い
関西から関東へ、またはその逆だと方言が全然違いますし、ノリも全く正反対なのでかなり違和感を感じると思います。
ただそれも最初の期間だけですので徐々に慣れてくると思いますよ笑
このように上記の様なそれぞれメリットデメリットがあります。
何となくわかってきましたでしょうか?
では次に任地を優先したそれぞれの利点をお話したいと思います。
任地を選んだ場合
〜メリット〜
1、地元に近いところで就職できる
任地で地元近傍を選ぶと、地元友達と遊びにいけたり、実家に帰りやすくなります。
多分高校を卒業して入られる方はこの考えの方が多いと思います。
勝手知ったる地元なので住みやすいですし、何より実家へすぐ帰れるのでストレスは溜めにくくなると思われます。
2、地域手当てを狙いやすい
自衛官の貴重な手当の1つとして地域手当というものがあります。
物価が高いところと低いところがあり、給料が同じ場合、不公平ということで物価が高いところに関しては地域手当が支給されます。
地域手当は多いところで16%以上貰えますので。ボーナスも最初から4万以上違います。
なのでそういったお金が欲しい人はそちらを積極的に狙う傾向があります。
オススメは関東圏内です。
関東だとほとんどの部隊で地域手当が10%以上付きます。
3、僻地は免れる
特例地手当はあるもののさすがに最初から島はちょっと…という人もいると思います。
島暮らしが合う人もいれば合わない人もいます。
これに関しては自分の性格をよく考慮してください。
実際に行ってから島暮らしが合うという人もいますので一概に言えませんが笑
では続きましてデメリットです。
4、行きたい方面の前線部隊で活躍できる
これは陸自の普通科が主な話になりますが、例えば中央即応連隊に行きたい!といった前線部隊でガンガン活躍したいので違う方面に行きたいという方の場合は任地を優先させてもいいと思います。
普通科は枠がかなり大きいので、他の職種と比べるとなりやすいため、任地を優先させることの方がメリットがあります。
〜デメリット〜
1、いつかは転属はある
海自は少し別ですが、自衛官は国家公務員のためどうしても転属があります。
なので初めの任地で思い通りのところに行ったとしても、後々は違う部隊に行かなければなりません。
しかし、曹になってからの転属は、人事とある程度調整できるので行きたいところには結構、融通が効きます。
2、仕事内容が苦手だと中々キツい
事務職がよかったのにバリバリの現場職、あるいはその逆の場合は、自分と思っていた仕事とは違うのでキツいかもしれません。
適性的には合ってますが意識の問題になります。
自分自身がその仕事を出来ないと思っていると脳が勝手に苦手意識を作り出してしまいます。
そうなると仕事も中々覚えられずに最初は苦労するかと思います。
慣れてしまえば問題はないですけどね。
3、ライフプランを考える
一般曹候補生の方も自衛官候補生の方も自分のライフプランをじっくり悩んでください。
長く続ける場合でも、任期で辞める場合でも職種を選んだ方がいいかと思います。
一般曹候補生の方なら自分のやりたい仕事を長く続けていく。
自衛官候補生の方は任期で辞めるなら次はどういう業種に転職したいかを考える。
そういった将来像をしっかりイメージしていきましょう。
〜総論〜
はい!という訳でそれぞれを優先した場合の利点を書きましたがご参考になりましたでしょうか?
私は事務職がしたかったので事務系の職種を選びましたがとても自分に合っていて良かったです!
なのでみなさんも自分の将来の事や性格、好きな事や苦手な事などをしっかり考えて選んでください!
では今日はここまで
っけーーー!!別れっ!!